賢い節電のヒント

近年急速に普及しているＬＥＤ電球。メーカー各社バリエーションが豊富でだいぶ価格的にもお手ごろ感が出てきました。口金が合えばご自身でも気軽に交換できるのも魅力の一つです。

しかしお手ごろ感が出てきたといっても、従来の白熱電球に比べると金額は数倍にもなります。

ここではＬＥＤ電球の購入の為のポイントを電気工事会社の視点からお話しします。

1. ​購入店舗に出来るだけ照明器具の写真などの資料を持参して店員と検討する。
2. 出来れば国内メーカー品を採用する。
3. 可能なら照明器具そのものを取り替える。

以上の３つがポイントです。

従来の照明器具ですが、意外といろいろな形状やデザイン性が高いものが普及しています。口金サイズだけ確認していざ購入しても取付できなかったと言う話を良く耳にします。

つぎにメーカーについてですが、決して国外メーカーが悪いと言う事では有りません。確かにインターネット等で国外メーカーの品物が安く販売されていますが、品質やアフターフォローなど不安な点は否定できないと思います。

事実ＬＥＤ電球は実用され始めたのがここ数年の話なので長寿命をうたってはいるものの実績としてはそんなにあるものではありません。その時のために安心を買うという選択肢もあるのではないかと思います。

最後になりますが、思い切って現在の照明器具からＬＥＤ照明器具に交換するという選択です。この方法がやはり一番安心でおすすめの方法です。

現在各社から発売されているＬＥＤ照明器具はＬＥＤ用として設計されています。既存の照明器具にＬＥＤ電球のみ交換した場合放熱の関係でＬＥＤ電球の寿命が縮まったり故障の原因にもなるからです。

弊社取引先のメーカー営業マンもそういったリスクがあるのでおすすめしないと言っています。

確かにコストはかかりますが、普及に伴い金額の方もだいぶ安くなってきました。

長い目で安心、安全、省エネを考えると一番の選択であると思います。